LabVIEWで一括コンパイルする方法

更新しました Mar 20, 2019

使用製品

Software

  • LabVIEW

問題

  • LabVIEWの一括コンパイルオプションは何をしますか?
  • 一括コンパイルを実行するにはどうすればよいですか?
  • 複数のVIを含むプロジェクトを新しいバージョンのLabVIEWに更新するにはどうすればよいですか?

解決策

一括コンパイルを実行する方法は、以下のとおりです。
  1. LabVIEWで現在開いているすべてのVIとプロジェクトを閉じます。
  2. 一括コンパイルツールを開きます。
    • LabVIEW 6.0以降: ツール>>上級>>一括コンパイルを選択します。
    • LabVIEW 5.x以前: Filef>>Mass Compileを選択します。
  3. コンパイルするディレクトリからコンパイルするVIのディレクトリを選択します。
  4. 結果をログからログファイルを保存するディレクトリを選択します。
  5. LabVIEWがVIをメモリ内に保持して、最上位VIがコンパイルされるたびにロードする必要がないようにするには、VIをキャッシュチェックボックスにチェックを入れます。(推奨されるVIの数は50~80です。)
  6. 一括コンパイルをクリックします。

追加情報

一括コンパイルとは何ですか?

一括コンパイルすると、LabVIEWはVIを自動的に開閉します。これにより、次のことが行われます。

  • すべてのサブVIが存在することを確認し、それらをメインVIに再リンクするようにします。これにより、LabVIEWはVIを検索する必要がなくなるため、ロード時間が短縮されます。
  • VIを現在のLabVIEWバージョンに更新します。
  • 正しくロードされない破損したVIを報告します。

このプロセスの詳細については、VIを一括コンパイルするを参照してください。

 

Mass Compile Log Viewer

このツールは、一括コンパイルのログに記載された文章をすばやく確認することができます。このツールには、各ログエントリの詳細情報を確認できる使いやすいインタフェースがあり、複数のエラーを解決するのに役立ちます。ツールは、Mass Compile Log Viewerサンプルプログラムからダウンロード可能です。

 

一括コンパイルのログ

一括コンパイラには、プロセスのログを保存するオプションもあります。このログは、VIに問題があると報告しますので、アップグレードプロセスにとっては重要です。一度オリジナルとターゲットバージョンの両方でコードを一括コンパイルすると、ステータスタブで一括コンパイラのログを見て下記のメッセージのような警告とロードしたパスを確認することができます。
 

The VI expected to be at __ was loaded from __ 


これは、テスト環境で新しいリンクがあることを知らせる警告です。すべての新しいリンクが適切であるかどうかをこれらの警告で確認します。また、以下のようなエラーが発生する可能性があります。


Could not load __ because __ in memory

これは、LabVIEWがディスク上にある重複した名前のサブVIのせいで間違ったサブVIをリンクした可能性があることを示すクロスリンクエラーです。クロスリンク問題に関しては、NI LabVIEW Applications Using the Project Explorerを参照してください。

ロードパス警告は、基本的にアップグレードするマシンのディレクトリ構造が開発マシンと異なる際、ログファイルに含まれます。一度移動したファイルに関するメッセージがあると、2度目の一括コンパイルではVIで非リンク問題が明らかになります。アプリケーション内に存在する非正常なオブジェクトを識別するために、一括コンパイルレポートで以下の文字列を探す必要があります。
 

Insane Object

ログでは、非正常なオブジェクトが一括コンパイルのルーチンで修正された場合も表示されます。また、問題のあるVIを見つけるために以下の文字を検索してください。
 

###

不安定なVIを一括コンパイルすると、まれにクラッシュすることがあります。その特定のVIがロードもしくは保存した際にLabVIEWがクラッシュするような状態のものでない限り、一括コンパイルのクラッシュが起きることはほとんどありません。一括コンパイルがクラッシュした場合、ログファイルにはクラッシュが発生したファイルが記載されます。破損がないかどうか記載されたファイルを開いて確認し、問題なければ再度一括コンパイルをおこないます。問題のあるファイルが原因でディレクトリの一括コンパイルが正常に完了しない場合、フォルダから対象のファイルを削除する必要があります。

 

強制的に再コンパイルする

開いているVIのバイナリを強制的に再コンパイルしたい場合、メインVIで<Ctrl-Shift>と実行ボタン(矢印ボタン)を押してからVIを保存します。開いているVIのバイナリ再コンパイル後には、基本的に何も起こりません。これにより、頻繁に修正したり、多くエラーを分離することができます。

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