解決策
アナログ入力タスク:
- サンプルクロックタイムベース / 指定するサンプルレート = X
- Xを次の整数値に切り捨てます。
- 実際のサンプルクロック = サンプルクロックタイムベース / X
算出例は以下のとおりです。
- 20 MHz / 17545 Hz =1139.93
- 1139.93の切り捨て結果は、1139です。
- 20MHz / 1139 = 17559.26 Hz
したがって、17559.26 Hzがアナログ入力タスクにおける実際のサンプルクロックレートです。
アナログ出力およびデジタルI/Oタスク:
- サンプルクロックタイムベース / 指定するサンプルレート = X
- Xを最も近い整数値(上または下)に丸め込みます。
- 実際のサンプルクロック = サンプルクロックタイムベース / X
よって、上記と同様の値で例えると以下のようになります。
- 20 MHz / 17545 Hz = 1139.93
- 1139.93の丸め込み結果は、1140です。
- 20 MHz / 1140 = 17543.86 Hz
したがって、17543.86 Hzがアナログ出力タスクまたはデジタルI/Oタスクにおける実際のサンプルクロックレートです。
プログラム的にアクセスする:
サンプルクロック>>レートを選択すると、DAQmxタイミングプロパティノードから実際のサンプルレートをプログラム的に確認することができます。使用例は以下のとおりです。