NI-DAQmxシミュレーションデバイスを使用してハードウェアなしで開発する

更新しました Nov 21, 2018

使用製品

Driver

  • NI-DAQmx

その他

NI-DAQmxシミュレーションデバイス

問題

ハードウェアが物理的に存在しない、または取り付けられていない状態でDAQmxコードをプログラミングし、コードやパラメータをテストしてエラーが発生していないかどうかを確認したいです。NI-DAQmxシミュレーションデバイスとは何ですか?また、どのように使用しますか?

解決策

NI-DAQmx 7.4以降を使用すると、シミュレーションデバイスを使用して、データ収集(DAQ)ハードウェアがマシンに存在しなくてもアプリケーションを開発して実行することができます。
 

異なるハードウェア構成のための開発

シミュレーションデバイスを使用すると、異なるシステムまたは異なるハードウェア構成のアプリケーションを開発できます。ターゲットシステムに取り付けたデバイスを開発システムでシミュレートすると、それがローカルにインストールされているかのようにプログラムできます。その後、実動システムにデプロイすると、開発されたLabVIEW VIは取り付けられたハードウェア上で実行されます。

別のシステムまたはハードウェア構成用のVIを開発するには、以下の手順を行います。
  1. 開発システムでは、ターゲットシステムに取り付けられているデバイスをシミュレートします。シミュレーションデバイスの作成に関する詳細は、NI-DAQmx シミュレーションデバイスを参照してください。
  2. シミュレーションデバイスの名前をターゲットシステムの名前と同じ名前に変更します。Measurement&Automation Explorer(MAX)を使用して、シミュレーションデバイスに移動し、名前を変更します(図1)。
    1. 左側のツリーでマイシステムを展開します。
    2. デバイスとインタフェースを展開します。
    3. NI-DAQmxデバイスを展開します。
    4. シミュレートされた各デバイスを右クリックし、名前を変更を選択します。
    5. デバイスの名前をターゲットシステムと同じ名前に変更します。
    
図1: MAXでデバイスの名前を変更する
       
  1. デバイスのMAX名を使用してLabVIEW VIを作成します。
  2. ターゲットシステムにデプロイします。
     

    デバイスは完全にシミュレートされています

    シミュレーションデバイスは、実際のデバイスと似たように動作します(アナログ信号は、正弦波を模擬します)。そのハードウェアに搭載されていない機能を実行しようとすると、適切なエラーが発生します。

    たとえば、シミュレートされたPCI-6251(1チャンネルで最大サンプリングレート1.25MS/s)に1.5MS/sのサンプルレートを指定すると、次のエラーが表示されます。

    Error -200077: そのデバイスの最大レートを超えるサンプルレートを要求しました。

    NI-DAQmxシミュレーションデバイスの詳細については、NI-DAQmx HelpおよびNI-DAQmx用MAXヘルプを参照するか、以下の関連リンクを参照してください。

     
    NI-DAQmx Help
    1. スタート>>プログラム>>National Instruments>>NI-DAQ>>NI-DAQmx HelpよりNI-DAQmx Helpを開きます。 
    2. NI-DAQmx Help>>Key NI-DAQmx Concepts>>NI-DAQmx Simulated Devicesよりシミュレーションデバイスのセクションに移動します。
     
    NI-DAQmx用MAXヘルプ
    1. Start»Programs»National Instruments»Measurement & Automationより Measurement & Automation Explorer (MAX)を起動します。
    2. ヘルプ>>ヘルプトピック>>NI-DAQmx»NI-DAQmx用MAXヘルプよりNI-DAQmx用MAXヘルプを開きます。
    3. DAQmx用MAXヘルプ>>MAXでDAQデバイスを使用する>>NI-DAQmxシミュレーションデバイスよりNI-DAQmxシミュレーションデバイスのセクションに移動します。

    追加情報

    シミュレートできないデバイス

    特定のNI-DAQmxデバイスをMAXでシミュレートすることはできません。多くの場合、シミュレートできないデバイスの代わりに同様のデバイスをシミュレートすることが可能な場合があります。ただし、シミュレートされたデバイスには、自分のデバイスで使用できない機能が含まれている可能性があることを覚えておくことは非常に重要です。
      また、従来のNI-DAQ(レガシー)ではシミュレートされたデバイス機能がサポートされていません。

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