DAQmxタスクを停止とタスクをクリアVIの違い

更新しました Apr 24, 2023

使用製品

ソフトウェア

  • LabVIEW Base

ドライバ

  • NI-DAQmx

問題

DAQmxタスクを停止VIとDAQmxタスクをクリアVIの違いは何ですか?それぞれを使うのはいつ使用するのが適切ですか?

解決策

DAQmxタスクを停止VIとDAQmxタスクをクリアVIの両方を使用して、データ収集プログラミングのタスクを終了します。

主な違いは、これらのVIが割り当てられたリソースでどのように動作するかです。
  • DAQmxタスクを停止VIは、単にタスクが停止して、リソースは解放されません。そのため、タスクを再作成せずに再開することができます。
図1. DAQmxタスクを停止VI
 
  • DAQmxタスクをクリアVIは、タスクを停止してクリアします。タスクをクリアする前に、タスクが予約したリソースを解放します。タスクを再度使用するには、タスクを再作成する必要があります。このVIを使用するタイミングの詳細については、Creation and Destruction of Tasks in NI-DAQmxを参照してください。
図2. DAQmxタスクをクリアVI

追加情報

プログラムで同じ収集を複数回実行する予定がある場合は、DAQmxタスクをクリアVIを呼び出すと、DAQmxタスクを停止VIと比較して非効率的になります。同じ物理的およびタイミングのパラメータを使用して、同じタスクを繰り返し開始したり停止したりするのが好ましい方法です。