追加情報
上記の例では、2つのデジタルタスクと1つのカウンタータスクが同時実行されるように設定されています。 DAQmxタスクを制御VIを使用して、2つのタスクを予約状態にします。その後、2つの予約済みタスクを開始する前に、1つ目の未予約タスクが開始されます。
NI 9401のラインは、個々のラインではなくニブル単位で入力または出力を設定する必要があります。つまり、カウンタタスクとDIOタスクのどちらを使用する場合でも、ライン0~3(ニブル0)はすべて入力または出力として一緒に構成し、ライン4~7(ニブル1)もすべて入力または出力として一緒に構成する必要があります。
カウンタ出力のデフォルトPFIラインがデジタル入力ニブルにある場合、ニブル0がすでにカウンタ出力タスク用に予約されているため、デジタル入力タスクのNI-DAQmxタスクを開始VIでエラーが発生します。これは、NI-DAQmxチャンネルプロパティノードを使用して、カウンタ出力にニブル1のPFIラインを指定することで回避できます。
双方向構成と各ニブルの実行タイミングを個別に制御する機能の例については、Configuring an NI 9401 for Bidirectional DI/O By Nibble with DAQmx を参照してください。
ニブル構成を利用してアナログタスクをトリガする例については、 Configuring Nibble DI/O Configuration for Triggering with NI 9401 を参照してください。
デジタル入出力におけるチャンネルを定義する名称は以下のとおりです。なお、1ラインのデータを1ビットとすると、8ライン分を合わせることで1バイト(8ビット)のデータとして扱えます。
1チャンネル = 1ライン
4チャンネル = 4ライン、または 1ニブル
8チャンネル = 8ライン、または 2ニブル、または1ポート