DAQmxが使用できるCompactRIOのFPGAでPFI0を使用する

更新しました Apr 25, 2024

環境

ハードウェア

  • CompactRIO Controller

ソフトウェア

  • LabVIEW FPGA Module
  • LabVIEW Real-Time Module
  • LabVIEW

ドライバ

  • NI-DAQmx

  • DAQmxを使用するcRIOコントローラー(cRIO-904xおよびcRIO-905x)のPFI0と接続するにはどうすればよいですか?
  • FPGAでのデータ取得をDAQmxでのデータ取得と同期させるにはどうすればよいですか?
  • cRIO-904xまたはcRIO-905xのPFI0信号をFPGAに送信するにはどうすればよいですか?

RTターゲット上のVIでは、DAQmx端子接続(DAQmx Connect Terminals.vi)を使用して、PFI0ラインをcRIOのトリガー用FPGAリソースの1つに接続できます。次に、FPGAコードでcRIOトリガーリソースをデジタル入力として読み取り、FPGAコードでイベントをトリガーできます。
  1. DAQmx Connect Terminals.viをRTターゲット上のVIのブロックダイアグラムに配置します。ソース端子としてPFI0を選択し、cRIOトリガーラインの後半4つのうちの1つ(4、5、6または7など)を接続先端子として選択します(以下の例ではcRIO_Trig5 を選択しています)。
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    • DAQmxの端子へ定数を作成するときに右クリックで作成>>定数と操作して作成できる端子には、プロジェクトからcRIOターゲットに接続されていない、あるいは互換性のあるソフトウェアがcRIOにインストールされていない場合、選択できる端子の名前のリストが表示されません。
    • cRIOに接続するには、プロジェクトのcRIOターゲットを右クリックして、接続を選択します。2024-04-25_12h02_09.png
    • cRIOにソフトウェアをインストールする場合には、デバイスのマニュアル を参考にします。
    • プログラム開発中にcRIOに接続できない場合は、ソース端子接続先端子に対して文字列を直接入力を使用することもできます。
  2. プロジェクトの下でFPGAターゲット下のcRIO_Trigフォルダを探します。ここには、cRIOトリガとして使用できる全てのFPGAリソースがあります。
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  1. RTターゲット上のVIでPFI0に接続するよう設定したcRIOトリガーリソースをクリックして、FPGAVIのブロックダイアグラムにドラッグします。
  1. これで、FPGAVIのcRIOトリガーリソースから信号を読み取ることができます。

追加情報

  • 最も正確な同期を得るには、FPGAリソースレベルでの収集を実行することをお勧めします。
  • 共有トリガーバスラインの方向は固定されています。最初の4つのトリガーはFPGAからDAQmxという方向、最後の4つのトリガーはDAQmxからFPGAという方向にデータを渡します。これは、 cRIOに関する注意事項 で説明されています。
    • DAQmx Connect Terminals.viの最初の4つのトリガーバスラインの1つをソース端子として使用する場合は、cRIOトリガーラインを使用してPFI0に出力できます。
  • データ収集をトリガーするための手順は、こちら を参照してください。